みねるばじぇん

ミネルバじゃなくて、ミネルヴァです。ブログのいいタイトルが思いつかないので募集してます。

アヌンナキと棺

この無責任に妄想を垂れ流した拙い手記はシンフォギアXV第1話のネタバレを多分に含んでいるのでまだ1話を見てない方は何処かしらの配信か何かで1話を視聴した上でお読みください m(_ _)m

 

ようやく待ちに待ったシンフォギア第五期、「戦姫絶唱シンフォギアXV」が放送開始となりました。

2012年から放送開始となったこのアニメも今シーズンで完結になることが告知されています。

 

 AXZ最終話でアダムにより人類の創造主、カストディアンの正体が"アヌンナキ"である事が告げられました。

また、神の力を護国の為に利用できないかと思惑するフィクサー風鳴 訃堂

さらに、エルフナインと司令の会話からG10話で神獣鏡により響と未来の身体に宿る原罪が祓われた事が判明

これは響が神の力を宿したり、融合者から適合者へ至る原因となりました。

 

もしかしたら、未来がもう一度何らかの聖遺物から力を得るのではないかと後半の怒涛の急展開に視聴者をやきもきさせたAXZ最終回から早 2年、先週(土)深夜25時からシンフォギア最終章がついに幕開け。

 

折角の第一話なので、冷凍のお好み焼きと三食団子を囲んで、適合者三人の友達+ビデオ通話一人とリアタイ視聴会と洒落込みました。

 

1話アバンから早速カストディアン、エンキ(エンドクレジットから推察)の姿が。

血塗れになっている事から誰かに攻撃を受けたもしくは事故に見舞われた状態でコンソールを操作します。

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そのコンソールはGでフロンティアから射出された機体内で月の遺跡を再起動する際にマムが操作していたソレによく似ています。

 

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エンキは命辛々操作を完了させナニカを起動。画面には地球から月へと真っ直ぐ伸びる赤い信号。

恐らくはバラルの呪詛の発生装置へと変えられた月を起動するシーンでないかと思われます。

バラルの呪詛はシリーズ通して争いの火種となってきたかなり重要な要素の1つです。

 

操作を終えたエンキは死ぬ間際に誰かへの謝罪を口にします。その人は1期のラスボスであり、シンフォギアシステムの構築という奇跡を成し遂げた先史文明期の巫女フィーネ。

 

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フィーネは「シンアルの野に建てた塔を登って想い人である"あのお方"に近づいて、並び立ち恋心を伝えようとした」が、「あのお方は人が同じ高みに至ることを許さず、怒りを買って塔を雷霆で砕いた上に、バラルの呪詛により人類から交わす言葉を奪った」と無印11話の決戦の最中に語っています。

 

エンキは「僕達には全てを説明する時間も言葉も最早失われて…」とそこには居ないフィーネに赦しを乞い命尽きました。

 

先にフィーネから述べられたカストディアンがバラルの呪詛を施すに至った原因は間違いであり、フィーネの誤解だったのではないだろうか。そして、フィーネとその想い人は両思いであったのではなかろうか。

 

胸の刺し傷のようなものから推察するに、何者かがエンキの命を狙ったのか、だとしたらその何者かはエンキがバラルの呪詛を施そうとするのを阻止する意図があったのではないか、バラルの呪詛は人類を何らかの災厄から守る為の措置だったのではないか、、、

 

だいぶ飛躍しちゃいましたが、冒頭だけで色々妄想が膨らむ内容です。

 

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そして場面は転換し、吹雪く中氷塊の割れ目の中を航行するS.O.N.G.本部。

一行は先史文明期の遺物である"棺"を捜し求めて南極大陸までやってきました。

 

どんなモノが眠っているのか予想がつかないが先史文明期の遺物と聞くとトンデモな気がしかしません。

 

不意に氷の中から天を穿く一閃。

直後、分厚い氷を砕き、深く暗い海の底から既知の棺の概念には到底当てはまらない手足が生えた"棺"が浮上します。

 

装者達は棺の迎撃の為、ヘリコプターから降下。

 

今期初の響の変身バンク。

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ラピス・フィロソフィカス”賢者の石”、無印、G、GX、AXZ、果てはXDのグレビッキーを想わせるかのような要素まで盛り込んだ総決算のようなバンク。

演武の尺がシーズンを経る毎に長くなっていきます。メカ作画もすごい(すごい)。 

 

素晴らしい。

 

変身を終え、響のA面歌唱による戦闘シーン。

観測基地の人々に被害が及ばないよう、棺へと立ち向かいます。

「α式百輪廻」、「切・呪リeッTぉ」、「MEGA DEATH PARTY」、見慣れた技の応酬にシンフォギアが帰ってきたなという謎の実家感があります。

しかし、流石に異端技術の塊。それらを意に介さず派手さなら負けないと棺は氷柱を屹立させるビームで対抗。さらにはフライトノイズを想わせる飛翔物を放ってきます。

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曲も終盤、響の拳とマリアのアガートラームにより放たれた豪快な一撃___。

 

 

棺の胸部の核の様なモノの破壊に成功し、やったか!?と思いましたが、棺はそのずんぐりむっくりな図体に似合わない機敏な一撃で2人を叩き落とし!

 

二人に駆け寄った奏者たちにも容赦なく-5100度のビームが放たれます。

 

クリスのリフレクターを物ともせず、あっけなく氷漬けにされてしまう奏者たち。

 

ここでCM。

怒涛の冒頭部が幕を閉じました。

 

場面はまた転換し、私立リディアン音楽院。

響の唄う校歌とそれに寄り添う未来の伴奏。いいですね、AXZでは少なくなってしまった貴重な日常シーン。

クラスメイト三人組の文化祭や調理実習みたいな活躍もまた見たいですね。

 

居残り補修かな………やはりか。

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先生に合格を言い渡され大喜びしてブイブイする響可愛い。

 

居残りをクリアし、クリスの誕プレを買いにデートするひびみく。

ショッピングモールの大型テレビは「日米共同の月開発」について報じています。

 

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観覧車の中で未来の「私が誰かを困らせてたら(響は)どうするの?」といういじわるな問いに響は言葉詰まらせます。

堂々たるお手本のようなフラグ。神の力を利用したい風鳴 訃堂に操られる未来…など目に浮かびます。

視聴者に今まで冗談でラスボスなどと呼ばれていましたが本当にラスボスになるかもしれない()

 

日常は海上の爆発音によって終わりを告げられます。

 

冒頭の棺との戦闘に至る経緯の説明。

破損したオートスコアラー、ティキからサルベージされた情報により南極大陸「時の彼方より浮上する棺」が眠っていることが判明。

南極から見つかった中東にかつて存在した絶滅したはずの氷漬けのサソリ。中東といえばアヌンナキが文明を造ったとされるバビロニア、シュメール。

アダムは支配者になるため神の力により棺を破壊するという目的があったようです。

棺が重要なファクターであることは間違いないですね。

 

再び、場面は南極へ。

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XV新登場の錬金術師三人組が揃い踏み。

三人組は装者達と棺の戦闘を引き起こして漁夫の利を得ようとしているのかな??

棺の活用を狙う結社残党のサイボーグ集団がどのような理念の下、立ち回るのかが楽しみです。

三人組のリーダー、ヴァネッサはオープンカーで華麗なドリフトで人里離れたとある施設に辿り着きます。この施設は聖遺物を扱うどこかの研究所とかかな。

 

 

司令が装者全員が氷漬けの現状を憂い、ステテコ二枚履きで前線に赴こうとしたその時、シンフォギア特有の有能モブが照明弾で棺の注意を逸らします。

「女の子が寒いとこでお腹を冷やしたら大変だろ!」←お腹を冷やすどころの騒ぎではない。

 

そして、6人総歌唱による戦闘。豪華ですね。

エルフナインのナイスサポートによって窮地をしのぎます。

 

そして、響は棺との水中戦へ。

まさかの挿入歌突入。GXの「Glorious Break 」的立ち位置の曲での戦闘。最終回かよ。

 

響は腕の回転をスクリューとして利用し、棺を空中に打ち上げます。

止めを刺すために装者達は決戦仕様へと移行。最終回だ。

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それにしてもこのシーンの作画ホント綺麗です。

スクショする為にかなり一時停止しながら見てましたが今シーズン予算が潤沢に増えたのかと思うくらいに全体的に作画が綺麗です。

パチフォギアのおかげか。

 

それぞれのアームドギアを打ち放ち、棺の撃退に成功します。

いつものカッコいい劇場版のようなED入り。

 

物語はCパートへと続きます。

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棺の中からはアヌンナキの遺体、聖骸が。

冒頭で致命的ダメージを負っていたエンキのものか、はたまた別のアヌンナキのモノか。

身に着けている腕輪、髪飾り?が気になります。

 

ミイラ映画では棺を開けることはパンドラの匣を開けることと同義。

ましてや、あれ程の戦力をもって棺を暴こうとした盗人を迎撃した”棺”に納められていた聖骸なのだから、さらなる災厄の原因へと昇華することとなりそうです。

 

こうして第一話「人類史の彼方から」が終了しました。

 

 

 

長々と書きましたが、ここから今後の展開について。

 

Gで登場したマリアとセレナの故郷に伝わる童歌Apple

歌詞には先史文明期の人類を指す言葉「ルル・アメル」が登場します。

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リンゴは浮かんだ お空に…
リンゴは落っこちた 地べたに…

星が生まれて 歌が生まれて
ルルアメルは笑った 常しえと
星がキスして 歌が眠って
かえるとこはどこでしょう…?
かえるとこはどこでしょう…?

リンゴは落っこちた 地べたに…
リンゴは浮かんだ お空に…

___________________

先史文明期に起こった出来事を後世に伝えた歌だと考えられますが、この歌詞の意味は未だに解明されておらず、謎めいたものとなっています。

単純に考えるなら「リンゴ」とは禁断の果実、創造主カストディアンが人類ルル・アメルに与えた叡智を意味するのでしょうか?

正直、それ以外はさっぱりです。

今後この歌詞の謎が本編で解明されるのかは謎ですが、最終章となる今シーズンでは先史文明期で一体何が起こったのかが解き明かされつつストーリーが進行しそうです。

 

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「繋ぐこの手には神を殺す力がある。」

繋ぐこの手とは、神殺しの哲学兵装が付与された立花 響のアームドギア、神(キミ)とは神の力を得た小日向 未来。なんて展開が想像できる今期。

正直、ここまでダラダラと愚にもつかない妄想を垂れ流してきましたがシンフォギアシリーズはいい意味で期待を裏切ってくれる作品なので僕では考えが及ばないような展開が待っていてくれそうで今週の第二話も楽しみです。

フィーネは過去話で登場が十分にあり得ますが、エルフナインと融合したキャロルや瓦礫に埋もれて死んだとされてるウェル博士などあの癖のあるキャラクター達にもまた登場してほしいものです。

 

最後となりますが、もしここまで僕の拙い文を読んでくださっていれば本当にありがとうございました。

僕のブログなんかよりこっちの方がためになるのでこっちも読んでください。

www.animatetimes.com

 

ではノシ